訪問介護の概況(厚生労働省老健局)R5.7.24
2023/09/15
令和5年7月24日、厚生労働省老健局から社会保障審議会介護給付分科会資料が
出ていましたのでお知らせします。
要約すると訪問介護事業所数は平成19年と比較すると増加しているものの(令和4年)
平成27年から32,636事業所、令和4年34,372事業所と微増となっています。
都道府県別の請求事業所数は大阪府が5,041事業所、高齢者人口10万人あたり213.4と
全国1位となっています。東京都は3,092事業所、高齢者人口10万人あたり99.5と
大阪府に高齢者が多いことがわかります。
資料にはありませんが訪問系サービスの要介護度割合は要介護1と要介護2で約6割をしめています。
サービス種類別介護費用額割合は9.8%と推移しておりほぼ横ばいであることがわかります。
特に顕著なのは介護関係職種全体の平均年齢は50.0歳、65歳以上構成割合は14.6%
訪問介護員の平均年齢は54.4歳、65歳以上の構成割合は24.4%となっています。
実に訪問介護員の50歳以上の方で49.9%と約5割という年齢層が高いことがわかります。
弊社でも全体的に年齢層が高くなってきていることを認識していまして、年齢層の高い方の
雇用も必要であると考えシニア層をターゲットした募集もしております。
訪問介護員の平均年齢が54.4歳ということを考えると50歳以上の方でも年齢を気にせず
弊社に正社員として応募を検討してみては如何でしょうか?
我々の事業所では昨年正社員の定年を66歳に引き上げました。
現状、登録ヘルパーとして80歳を超える方もいらっしゃいますが
元気で生きがいをもって働いています。そういう経験値やパワーをもらいながら
地域で介護を必要とする方への支援ができると非常に感謝しております。