居宅介護支援の概況（厚生労働省老健局）R5.7.24

令和5年7月24日、厚生労働省老健局から社会保障審議会介護給付分科会資料が

出ていましたのでお知らせします。

要約すると居宅介護支援事業所数は都市部で多く、訪問看護ステーション（別ブログ）と同様の

傾向にあります。

居宅介護支援事業所に従事するケアマネジャーの従業者数等資料をみると、左側：従業者数（実人数）は

平成30年をピークに横ばいが続いています。

また、右側：介護支援専門員実務研修受講試験の合格者数及び合格率をみると739千人いるにも

かかわらず、従業者数が117千人となっていて622千人は何をしているのだろうと思います。

平成18年度からの累計なので既にリタイヤしている方、主免許で働いている方もいらっしゃると

思いますが、免許は持っていてもケアマネジャーはしないという方も多勢いるのかと推測されます。

この添付資料にはありませんが、厚生労働省資料の中で「今後、高齢者人口の更なる増加や現役世代の

減少に伴う担い手不足が見込まれ、多様な利用者のニーズへの対応が求められる中、業務効率化等の

取り組みによる働く環境等を図るとともに、ケアマネジメントの質を向上させていくために、どのうような

方策が考えられるか。」という課題がありました。

弊社でも3名体制で運営していましたが、急遽1名が休職することになりケースを他事業所へ依頼しましたが

どこの事業所も手一杯で受けてくれる事業所が見つからず2名体制で減算ということがありました。

既に厚生労働省が課題としている担い手不足がこの地域で起きているのかと・・・

弊社では現在主任ケアマネ2名体制で運営しています。休職していた1名とは悲しくもお別れすることに

なりました。訪問看護、訪問介護、居宅介護支援と三位一体で運営しております。地域のニーズに応える為

正社員を募集していますので興味ある方は募集要項を確認の上、ご応募していただければ幸いです。

ちなみに年齢階級別構成割合及び平均年齢資料で介護支援専門員の平均年齢は51.9歳でした。