ボランティア活動(市民後見人)功労者表彰
2023/10/10
令和5年度 大阪市市民後見人活動功労者表彰式にて受任5年という区切りで表彰状をいただきました。
大阪市市長感謝状 2名
大阪市市民後見人活動功労者表彰(受任10年) 4名
大阪市市民後見人活動功労者表彰(受任5年) 14名
大阪市市民後見人活動功労者感謝(受任終了) 22名
平成27年に大阪市市民後見人活動功労者感謝(受任終了)で
1回目の表彰、今回2回目は受任5年でいただいています。
あと1か月ほどで85歳になる男性を受任して5年になります。
男性を受任した経緯は前任者が受任後すぐに病気が見つかり
急遽、大阪市成年後見支援センターが候補者を探していたところ
近くに在住ということで連絡が入り受任という運びになりました。
男性は住宅型有料老人ホームに入居していましたが、コロナ過で
当初の変異株で感染し、肺が真っ白な状態だったので非常に厳しい
状態が続きました。2週間くらいで退院でき元気に回復しました。
その後、紙やおむつをしがむようになり腹痛、吐き気、食欲不振
といった症状がでたため病院受診。胃に紙のようなものが詰まっており
原因が判明。自然に排出するのを待つだけと医師からの説明。
住宅型有料老人ホームでは目の届かないこともあり、特別養護老人ホーム
かグループホームを探してもらうようケアマネに依頼する。
別の区ではあったがグループホームが見つかり退院後はグループホーム
直行で受けてもらうことになった。
約10日くらいで退院し、グループホームへ入居開始となる。
最初は環境の慣れないことや歯がないことによる喋っている内容が
職員に伝わらない、昼夜逆転といったことで男性のストレスがあったが
3ヵ月を過ぎたころには職員やまわりの利用者とも仲良くなり
施設内の人気者と呼ばれるくらい元気を取り戻し活発になっていた。
男性は入所して2年5ヵ月になるが毎日楽しく過ごしており、人間関係も良好で
問題行動もなく元気で過ごしている。
本人が元気で楽しいと思える居場所を見つけたことに感謝。
これからも余生を楽しんでもらえるよう祈ってます。