成年後見制度・市民後見人活動啓発講演会

令和５年3月18日（土）「成年後見制度・大阪市市民後見人活動」の啓発講演会に社長が参加。

「成年後見制度って聞いたことはあるけど、詳しくは知らないなぁ」っていう制度について「認知症、知的障がい、精神障がい等で判断能力が不十分なため、自分自身で財産管理や契約などの法律行為を行うことが難しい場合に成年後見制度を利用することができます」と説明がありました。2025年超高齢社会に突入していくにあたり、65歳以上の5人に1人が認知症で患者数は急速な増加が見込まれると総務省統計局データがあります。

この急速な認知症患者増加が見込まれ、法曹人口で成年後見人が不足することが予測できることから平成28年（2016年）に成年後見制度利用促進法という法律が施行されています。この中で次のようなことが書かれています。「成年後見制度の利用の促進は、成年後見制度の利用に係る需要を適切に把握すること、市民の中から成年後見人等の候補者を育成しその活用を図ることを通じて成年後見人等となる人材を十分に確保すること等により、地域における需要に的確に対応することを旨として行われるものとする」

成年後見制度利用促進法は各市町村で取組が行われていますが、一般の方に認知されるまで時間がかかっているのが現状です。また数年後には利用したくても利用できないといった後見人不足も考えられます。社会貢献を考えている方は是非、市民後見人になってみませんか？

社長自身が市民後見人（大阪市）となって現在も2人目の成年後見人となって活動しています。わからないことは成年後見支援センターへ相談。専門的な事は弁護士等の先生方へ相談できるので安心して活動が行えています。

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